課題名 | 藻場再生をめざした「ブダイ」の食害対策技術の開発 |
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研究機関名 |
和歌山県水産試験場 |
研究分担 |
企画情報部 |
研究期間 | 新H27~29 |
年度 | 2015 |
摘要 | 目的:ブダイの来遊・行動生態を明らかにし、効果的な食害対策技術の開発と利用促進を図る。、成果:①バイオテレメトリー調査用の受信機を4地点に設置するとともに、発信器を装着したブダイ12尾を平成28年3月に放流した。②12月下旬、権現崎で刺網による漁獲試験を実施した。漁獲されたブダイは19尾(全長26~40cm)であった。また、インターバルカメラを用いて漁獲試験実施前後でのブダイ出現状況を比較した。出現率(出現コマ数/撮影コマ数)は、漁獲試験前が51%、漁獲試験後が71%となった。漁獲試験で漁獲されたブダイ19尾について、消化管内容物を調べたところ、藻類の割合は0~54%(平均25%)であった。③ブダイの海藻摂餌量把握のための飼育試験を実施した。体重に対する1日のカジメ摂餌量の割合は9/30~11/29では17%で、1/25~2/24では5%であった。 |
カテゴリ | 藻場再生 |