課題名 |
園芸産地を守る難防除害虫防除技術の確立 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
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研究分担 |
環境研究室
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研究期間 |
継、H23~ |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:県内園芸産地を守るため、産地で問題となっている難防除病害虫に対する防除技術を確立する。、成果:ナシ黒斑病多発園において慣行防除薬剤に亜リン酸肥料を加用することにより、ナシ黒斑病の発生を低下することが可能であるか確認する目的で、ナシ黒斑病の発生状況を調査した結果、亜リン酸肥料(ホスプラス)の単独散布では、500倍の発病抑制効果は高く、1,000倍は発病抑制効果が認められ、2,000倍もやや低いものの発病抑制効果が認められた。有機銅水和剤に対する亜リン酸肥料の加用ではいずれの希釈倍率でも防除効果の向上が認められた。、 スイカ7月収穫トンネル栽培で梅雨期(多雨年)に発生する果実腐敗病害(褐色腐敗病及び疫病)の着果~収穫前までの防除体系について検討を行った。無散布区ではつるへの発病が約20%程度認められ、収穫前2回防除の慣行体系(マンゼブ・メタラキシルM水和剤(リドミルゴールドMZ)+シモキサニル・ファモキサドン水和剤(ホライズンドライフロアブル))では褐色腐敗病等に対する防除価が69.4と最も高く、今回の試験においては慣行体系に優る体系は認められなかった。、
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カテゴリ |
害虫
すいか
防除
薬剤
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