黒ボク畑地域の野菜供給量拡大と高品質生産技術の確立

課題名 黒ボク畑地域の野菜供給量拡大と高品質生産技術の確立
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 野菜研究室
研究期間 継、H26~28
年度 2015
摘要 目的:ブロッコリー、ミニトマト、中玉トマト、ホウレンソウにおける生産技術および生育障害対策を確立する。、成果:「ブロッコリー」有望な品種を検討した結果、6月どりでは、‘SK9-099’は花蕾品質が良く有望と考えられたが、茎が短く収穫作業性が劣った。また、‘玉麟’はキャッツアイが多かったが、その他の品質は優れたため再検討とした。10月どりでは、対照品種‘サマードーム’に対し有望と考えられる品種はなかった。12月どりでは、‘K3-110’(サカタのタネ)が良好で、2月どりでは、品質面で対照品種に勝るものはなかった。、 収穫時期予測のためのデータ集積を行った。「定植後の積算平均気温と展開葉数」、「展開葉数と花芽分化の進展程度」、「花芽分化後の積算平均気温と出蕾前の花蕾径」及び「出蕾後の積算平均気温と出蕾後の花蕾径」には高い相関がみられた。、 ミニトマト・中玉トマトの抑制栽培において、つやなし果等の果実障害を回避することを目的とし、ミニトマトの品種選定及びハウス遮光ネット除去時期の影響について調査した。その結果、ミニトマト品種では‘キャロルスター’が収量性及び果実品質の点で有望と考えられた。遮光ネットは慣行9月上旬除去に対し、10月上旬に除去を行うことで、ミニトマトではつやなし果が減少し、秀品収量が向上したが、9月の果実糖度が低くなった。中玉トマトへの影響は判然としなかった。、 ホウレンソウは、9月下旬播種(生育適温期)と10月下旬播種(生育適温~低温期)の両条件下において収量、品質、在圃、低温伸長など総合的に優れる品種について検討を行った。10品種について比較試験を行った結果、9月下旬播種と10月下旬播種の両条件下において、収量、品質、在圃、低温伸長などを総合的に判断して‘YPP142’、‘ユアーズ’が有望であると考えられた。
カテゴリ 果実障害 高品質生産技術 栽培技術 データ集積 トマト 播種 品種 ブロッコリー ほうれんそう ミニトマト

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