黄ニラの高品質・安定生産技術の確立

課題名 黄ニラの高品質・安定生産技術の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 野菜・花研究室
研究期間 完H25~27
年度 2015
摘要 産地、農家によって品質格差が大きい。そこで、高品質・安定生産技術を確立し、岡山産黄ニラのブランド強化を図る。                                         1.品種の違いが葉色、「ずるけ症」及び低温期の生育に及ぼす影響の検討、「ハイパーグリーンベルト」等を用いて、5月、8月、10月及び12月に軟白栽培し、「ワンダーグリーンベルト」と比較した。その結果、「ハイパーグリーンベルト」の葉色は、8月は黄色がやや濃いが、他の時期は同程度であり、全期間収量は80%程度であった。「大連巾広」の葉色は、5月は同程度であったが、8月及び10月は黄色がやや濃かった。しかし、10月以降は伸長せず収穫が少なくなることから、収量は60%程度であった。「海南」は全期間黄色が濃かったが、10月及び12月の収量がやや少なく、全期間収量は90%程度であった。、2.切り口乾燥処理が「ずるけ症」に及ぼす影響の検討、「ワンダーグリーンベルト」及び「スーパーグリーンベルト」を5月~9月まで毎月軟白栽培し、刈り捨て切り口からの1日当たりの溢泌液量を測定すると、5月から8月までの期間で「ワンダーグリーンベルト」は「スーパーグリーンベルト」の2倍程度であった。また、「ずるけ症」との関連性が示唆された切り口からの溢泌液量を減少させるために、「ワンダーグリーンベルト」を用いて、7月の晴天日に刈り捨て後に7時間切り口を乾燥させた後に軟白栽培を開始する乾燥処理区及び刈り捨て後すぐに軟白栽培する無処理区を設けて、切り口からの溢泌液量及び「するけ症」の発生程度を調査した。その結果、溢泌液量は処理区間で差が無かった。「ずるけ症」の発生は極めて少なかったことから処理区間の差は判然としなかった。、3.断熱資材が低温期の生育に及ぼす影響の検討、夜間のトンネル保温資材について検討した。試験区としてサニーキルト区(東洋殖産株式会社製)、シルバービニル区(厚さ0.1mm)及び無処理区を設け、軟白栽培期間中の15時から10時まで軟白用黒ポリフィルムトンネル上に被覆し、温度推移及び収量について検討した。その結果、最低気温は、無処理区に比べてサニーキルト区は約2℃、シルバービニル区は約1℃高かったが、収量に有意な差はなかった。、
カテゴリ 乾燥 にら ピーマン 品種

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