列状間伐後の下層植生に関する研究

課題名 列状間伐後の下層植生に関する研究
研究機関名 岡山県農林水産総合センター森林研究所
研究分担 林業研究室
研究期間 完H25~27
年度 2015
摘要 目的:列状間伐施行地が毎年増加していく中、施行後の下層植生の生育状況を的確に検証・把握していくことが急務となっており、列状間伐施行地の下層植生の生育状況をより詳しく把握するとともに、より確実な生育方法を明らかにする。、成果:新たに県北部のヒノキ列状間伐施行地7地点、12事例について、それぞれ主林木の毎木調査を実施するとともに、下層植生の植被率を測定した。ヒノキ人工林について、列状間伐を実施して5~7年後の木本類植被率(木本類植生量)、及び草本類も含む全植被率(全植生量)を推定する最適モデルを作成した。、 当該モデルを適用し、斜面勾配・伐採方法別木本類植被率の推移を予測すると、2残1伐では、植被率は他の伐採方法に比べ、明らかに低値であり、最低2伐以上の伐採幅(5.4m相当)を確保する必要があると思われた。また、平均斜面勾配が35°以上になると、木本類植被率は急落する傾向にあり、このような箇所では土留工等の対策を講じる必要があると考えられる。
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