課題名 |
レモンの周年供給,省力化および「イエローベル」安定生産技術の実証 |
研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター
|
研究分担 |
果樹研究部
|
研究期間 |
完H26~27 |
年度 |
2015 |
摘要 |
貯蔵について,庫内環境および出荷管理に関する助言を行った。引きもぎによるヘタ除去が作業性および貯蔵性に及ぼす影響を調査し,作業時間の短縮はできたが,貯蔵中に果梗部からの青かび病発生が多かった。‘マグレーン’の9~10月の累積収穫割合は,‘リスボン’等に比べて高く,果汁割合,糖度,酸度は同等であった。夏秋花由来果実の等級低下の主要な原因は,黒点病,チャノホコリダニおよび風ずれ等であった。6~7月の新防除体系区は,慣行防除区と差がなかった。新樹形での植え付け時期,主枝誘引方法およびハウス育苗が側枝の発生に及ぼす影響を明らかにした。新樹形について,現地で露地栽培を行い,主枝伸長に及ぼす影響を明らかにした。また,ハウス栽培で,新樹形の主枝長を明らかにした。収穫4年目において,10 a当たり収量は,樹形による差はなかった。収穫重量当たりの収穫作業時間は,新樹形が短かった。重点園に技術支援を行ったが,樹容積当たりの結実数は,過去3年間で最も低く,目標も下回った。エイジング処理および軟X線照射処理によるとげ無し化は,大きな効果は見られなかった。着色を促進する温度管理は,15℃が最も優れた。また,エチレン処理は,着色を促進する作用が一部見られた。、
|
カテゴリ |
育苗
温度管理
技術支援
出荷調整
省力化
防除
レモン
|