農地土壌炭素貯留等基礎調査事業

課題名 農地土壌炭素貯留等基礎調査事業
研究機関名 広島県立総合技術研究所農業技術センター
研究分担 生産環境研究部
研究期間 完H27
年度 2015
摘要 地目別の土壌群における土壌炭素量を調査した。水稲栽培では,中干しを50%の,稲わらのすき込みあるいは表面散布と堆肥施用をすべての農家が行っていた。普通畑では,農家の30%が茎葉の鋤き込みあるいは表面散布を行い,60%が茎葉を圃場外に持ち出しており,堆肥の施用は50%であった。湿田に家畜ふん堆肥を施用し,全炭素および水稲「ヒノヒカリ」の収量に及ぼす影響を検討した。窒家畜ふん堆肥連用8年での炭素量が多く,収量は化学肥料区と比較して窒素10kg/10aの堆肥と穂肥を施用すれば同等であり,窒素20kg/10aの堆肥を施用すれば穂肥なしでも同等であった。水田転換畑に家畜ふん堆肥を施用し,全炭素および大豆「サチユタカ」の収量と品質に及ぼす影響を検討した。家畜ふん堆肥施用により炭素量が増加し,堆肥施用量が多いほど大きくなった。ダイズの子実収量は,堆肥区および堆肥中止区で多く,大粒比率も堆肥区で高かった。炭素量は,堆肥および炭加用で増加した。ホウレンソウは堆肥施用により増収し,炭の加用でさらに増収した。
カテゴリ 水田 水稲 大豆 ほうれんそう

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