ズイナの栽培法試験

課題名 ズイナの栽培法試験
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 作物・特作部門
研究期間 新H27~
年度 2015
摘要 目的:ズイナの枝葉等の生産を目的とした栽培事例はなく、希少糖を含む枝葉等の生産に向けた栽培方法の技術的な面において確立すべき課題も多い。また、枝葉等を活用した希少糖の商品化は進んでしない。そこで、希少糖を含むズイナの栽培方法と茶への加工方法について検討する。、成果:①施肥量の違いによる生育量を調査した。多肥区(N:16kg)>標準区(N:8kg)>無施肥区(N:0kg)で生育量は大きくなった。②ズイナの枝葉等の生産に向けた植栽方法と仕立て法について検討した。定植1年目の結果として、雑草対策としてマルチの利用が有効である。ズイナに寄生する害虫として、ネキリムシ、チャノコカクモンハマキ、シャクガ類、クワゴマダラヒトリ、コガネムシ類、アブラムシ等、ケムシ類及びその他不明害虫3種を確認した。特に、活着直後にネキリムシによる株元を食害されたことにより枯死した株が多く確認された。、③ズイナ茶の加工方法については、緑茶の加工方法を含めて4つの加工試験を実施した。加工したズイナ茶は、色鮮やかな緑色であり、乾物の歩留まりは25%程度である。官能試験の結果、全体的に苦渋味、えぐ味を感じるものが多く、一部旨味などを感じるものもあった。④ズイナ茶の加工方法を検討で作成したサンプルを香川大学農学部へ依頼して、単糖量4成分(グルコース、フルクトース、アリトール、プシコース)を分析した結果、新芽中に含まれる単糖量は、乾燥のみと比較して熱処理をかけることで、変化することが明らかとなった。、
カテゴリ 病害虫 害虫 加工 乾燥 栽培技術 雑草 施肥

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