課題名 |
突発性病害虫、生育障害等の原因究明と対策 |
研究機関名 |
高知県農業技術センター
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研究分担 |
共通
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研究期間 |
継H11~ |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:病害虫、生育障害等の迅速な原因究明と応急対策技術を策定し、被害の拡大や現場での混乱防止を図り、課題化に向けた基礎的データを得る。、成果:貯蔵ショウガの腐敗した塊茎からPythium属菌を分離し、根茎表面への接種により弱い病原性を確認した。貯蔵中に根茎内部に腐敗が進行する場合が認められた。腐敗および根茎表面での菌糸伸長には、貯蔵中の酸素濃度が影響していることが示唆された。ナスフザリウム立枯病は、整枝などの傷口から病原菌が侵入して発病すると考えられた。ナスフザリウム立枯病に対して、フルジオキソニル水和剤の効果が高かった。ニラえそ条斑病、ショウガ根茎暗斑病に対して、効果の高い薬剤が認められた。殺菌剤2剤について登録拡大に必要なデータを作成した。施設栽培ニラにおいて、キルパー液剤のポリフィルム被覆下灌水処理後の土壌内のMITC濃度には、畝表面下10cmで最大26.6倍の差が見られたものの、ガス濃度測定地点に埋めこんだロビンネダニはいずれも死滅した。、
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カテゴリ |
害虫
施設栽培
しょうが
立枯病
なす
にら
ネダニ
薬剤
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