課題名 | 農産物の付加価値を高める流通貯蔵技術の研究・開発 、6 タンカン酵素剥皮技術の検討 |
---|---|
研究機関名 |
鹿児島県大隅加工技術研究センター |
研究分担 |
大隅加工技術研究センター |
研究期間 | 継H27~31 |
年度 | 2015 |
摘要 | 目的:奄美大島へのミカンコミバエの侵入による島外移動規制が継続している中,タンカンを島内で加工して島外に販売するために,タンカンの簡易加工技術を確立する。、成果:タンカンの外皮に切れ目を入れ,ペクチナーゼ液を減圧下で含浸して,常温で酵素処理すると,外皮直下のアルベド層が溶解して,手で簡単に外皮を剥けるようになった。さらに,剥皮したタンカンを房ごとに分離してペクチナーゼ液に浸漬し,常温で酵素処理すると,内皮(じょうのう膜)が一部溶解して,簡単に内皮を除去できるようになった。得られた果肉房はカップゼリーなど様々な用途に利用可能であると判断された。 |
カテゴリ | 加工 たんかん 保存・貯蔵 |