課題名 | 寒冷地南部の湿潤な気象・土壌条件における高能率水田輪作体系の確立 |
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課題番号 | 2019030546 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(12) 農協・農事組合法人(4) 公設試験機関(15)(のべ数) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | 寒冷地南部の水田作については、ダイズ病害虫対策マニュアルを作成し、公表した。これは、病害虫防除所や普及機関による発生予察事業の簡易化・高度化に大きく貢献し、ダイズの多収化を実現するための技術である。また、トラクターの自動操舵システムの載せ替え利用技術の実証と農業者向け作業機高速化の手引きを作成し、スマート農業の速やかな普及に貢献した。2 年3 作水田輪作体系に自動操舵システム等のICT 技術と耕うん同時畝立て播種高速化技術を導入した営農モデルを作成・分析した結果、平成28 年度の全国平均の1俵当たりの費用合計と比較して水稲で約3 割、オオムギではほぼ同等、ダイズでは2 割削減できることが明らかとなった。この他、業務用米品種「つきあかり」及び「にじのきらめき」のマニュアル等を前倒して作成し、モチ性オオムギ「はねうまもち」について後期重点施肥による多収・品質向上を現地実証で確認して栽培マニュアルを改訂し、これらの品種の普及面積拡大に大きく貢献し た。 |
カテゴリ | ICT 馬 寒地 水田 施肥 大豆 播種 病害虫防除 品種 輪作体系 |