課題名 | 実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ大麦品種の育成 |
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課題番号 | 2019030571 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(3) 公設試験機関(4) (独)農林水産消費安全技術センター 岡山大学 |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | オオムギでは、育成したモチ性品種が、昨年度の「重点普及成果」に選定されたことから、事業開発室等と連携したPR や食品メーカーへの売り込み活動を精力的に行い、さらに、新品種に関するプレスリリースも行うなど重層的な普及活動を行った。また、行政からの要請に応え、かび毒の実態調査に昨年に引き続き取り組んでいる。スマート育種技術に関しては、本年度より研究課題を新たに設定して、各種の育種データの収集や調査フォーマットの共通化、電子野帳の試験的導入などを進めた。このほかに、オオムギ縞萎縮病及び萎縮病の両方に抵抗性を持つ3 品種「しらゆり二条(西海皮76号)」「ハルアカネ(四国裸132 号)」「ダイキンボシ(四国裸134 号)」を育成した。それぞれ佐賀県、大分県及び福岡県の基幹品種として普及が計画されている(計1,400ha 見込み)。また、新潟県内での地産地消の需要に応えるため品種登録出願した。モチ性品種については、上記の普及活動などにより、大麦市場に新たに参入した食品企業から農研機構の育成品種を使った麦飯レトルトパック製品が販売されるなど、これら一連の取組などにより、令和元年産では作付面積が対前年比4.3 倍(約2,000ha)に拡大し、当初計画1,800ha を大きく上回る作付けとなった。さらに、モチ性品種の標準作業手順書(SOP)を作成し、事業開発室と連携して新たな普及体制を整えた。 |
カテゴリ | 育種 萎縮病 大麦 加工適性 ゲノム育種 新品種 抵抗性 品種 ゆり |