| 課題名 | 次世代作物開発にむけた新規遺伝子の探索および新規育種素材の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2019030577 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 協力分担関係 |
民間(12)(のべ数) 公設試験機関(6) ラオス国立農林業研究所 ミャンマー農業省農業研究局 ベトナム農業科学アカデミー 理化学研究所 大学(20) |
| 研究期間 | 2016-2020 |
| 年度 | 2019 |
| 摘要 | 重要農業形質に関わる既知及び新規の有用遺伝子に関する多型情報を収集し、イネでは122 品種について任意の遺伝子に関する対立遺伝子変異をブラウザ上で閲覧できるようにしたほか、カタログ情報の内部公開用ウェブサイトを構築した。有用遺伝子の探索基盤については有用変異体を評価し、イネでは高温耐性など計14 種類の有望系統などを見いだしたほか、脱粒性の原因遺伝子を特定した。コムギでは、耐凍性やコムギ縞萎縮病抵抗性など合計30 系統の変異体候補を選抜し、ダイズでは短節間性の変異体候補を見いだしている。サトイモの超低温保存法では、生存率に最適な処理時間が系統間で異なることを明らかにした。 このほかに、コムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子を落とすことなく、不良形質を持たない個体の選抜を可能にする共優性マーカーを開発し、コムギの品種育成で利用を開始したほか、ダイズモザイクウイルス抵抗性遺伝子Rsv4 の単離及び育種現場への素材提供、イネ高温登熟障害にカタラーゼ遺伝子の発現上昇が関与することを明らかにするなど、品種育成につながる顕著な成果の創出が認められた。また、広範囲の病虫害に耐性をもつマメ科野生種の栽培に適した形質を有する変異体の選抜に成功した。オオムギの遺伝子情報を元に、ゲノム編集技術によりコムギに穂発芽耐性を短期間に付与することに成功した成果は、マスコミに大きく取り上げられ、農研機構のプレゼンスの向上に大いに貢献した。 |
| カテゴリ | 病害虫 育種 萎縮病 ゲノム育種 高温耐性 さといも 大豆 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |