課題名 | 施設野菜の高品質安定多収技術の高度化と大型施設での高効率・高収益生産の実証 |
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課題番号 | 2019030592 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(30) 地方公共団体(10県) 公設試験機関(27) 韓国農村振興庁 イスラエル国立研究所 量子科学技術研究開発機構 大学(10)(のべ数) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | トマト周年多収生産のための改善スキームとして、生育収量予測における生育調査手法を確定した。生育・収量予測ツールを核とする、環境や養水分の制御による、収量・品質や収穫期の制御、作業管理等に関するプログラム化を進めて計15 件の特許を出願し、特許網を構築した。基本プログラムについては農情研と連携しAPI を開発しWAGRI に実装するとともに、施設環境制御メーカーによるサービスを開始した。生育収量予測の適用品目をパプリカ、キュウリ等に拡大し、大規模施設園芸拠点等の生産現場において、平成29 年に比べて、平均収量38%増加、収益率2.2 倍以上を達成した。AI と連携する活用策として、生育状況モニタリングシステム、トマト個体を1mm 精度で計測可能な全自動三次元計測装置を開発した。IC カード方式により簡易に動作する低コスト型作業管理システムを試作、実証試験を行い、実用化の見通しである(令和2 年9 月市販予定)。さらに、畝間移動可能な自動走行システムを試作した。 |
カテゴリ | 安定多収技術 きゅうり 作業管理 施設園芸 施設環境管理 省エネ・低コスト化 低コスト トマト ピーマン モニタリング |