課題名 | 気候変動に柔軟に対応した栽培管理支援技術の開発 |
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課題番号 | 2019030613 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(3) 農協・農事組合法人(1) 地方公共団体(5県) 公設試験機関(7) 気象庁 大学(8) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | 「栽培管理支援システム」を、多様な利用者の要望に対応するため、東北の水稲生育状況の面的提示システムに出穂期の他、幼穂形成期、成熟期、刈取適期情報を加えた配信機能の拡張や大豆の生育・収量予測等のサーバー負担が重いコンテンツの独立ソフトウェアの開発を行った。栽培管理支援の基盤技術として、イネの高温登熟障害対策としての追肥実施可否の診断基準の妥当性確認、普及品種の高温不稔耐性の評価、高温耐性に関与する3 つの遺伝子候補の特定を行った。また、大麦の高温登熟条件下における実肥の効果の解明及び「リンゴ着色向上に向けた施肥技術のマニュアル」、「ナシ発芽不良対策マニュアル(改訂版)」、「カンキツ着花、こはん症対策マニュアル」の作成を行った。さらに、「メッシュ農業気象データ」の高度化のため、2週間ガイダンスデータの取り込み、風速観測値の補正の追加、新たな原理の温度計の開発を行うとともに、普及のため、標準作業手順書(SOP)を作成した。 |
カテゴリ | 高温耐性 栽培技術 水稲 施肥 大豆 発芽不良 品種 りんご その他のかんきつ |