温暖化緩和技術の開発と農業現場におけるその効果の最大化

課題名 温暖化緩和技術の開発と農業現場におけるその効果の最大化
課題番号 2019030614
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 独法・国研等(4)(うち国外機関1)
大学(11)(うち国外大学1)
研究期間 2016-2020
年度 2019
摘要 温室効果ガス(GHG)排出量の全国計算のため、ほ場の管理方法による窒素投入方法を考慮した窒素溶脱率を、主な地目・作目別に求め、間接N2O 排出量の精緻化を行うとともに、国内フードチェーンに係る食飼料や肥料・工業原料として国外から流入する窒素フローフラックスを明らかにした。GHG 削減対策として、寒地の中干し・間断灌漑導入、表面鎮圧型乾田直播、被覆尿素肥料などの有効性、炭素繊維リアクターを使った畜産排水処理によるGHG の大幅な削減効果、アミノ酸バランス飼料の乳牛への給与によるCO2 及びCH4 発生量の大幅削減効果を明らかにした。また、モンスーンアジアにおける土壌炭素貯留機能向上について、インドネシアでの24 年間の連用ほ場での調査から、不耕起・省耕起栽培が土壌有機物の貯留による肥沃土と温暖化緩和に貢献することを明らかにした。このほか、独自に開発した生分解性プラスチックの分解性評価方法が現在の標準化方法より迅速に評価できることを明らかにした。
カテゴリ 寒地 乾田直播 乳牛

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