課題名 | 農村環境に配慮した被害防止、捕獲、環境管理等による総合的な鳥獣害対策技術の開発 |
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課題番号 | 2019030620 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
民間(8) 社団・財団法人等(3) 地方公共団体(4県3市1町1村) 群馬県立自然史博物館 森林研究・整備機構 大学(12) |
研究期間 | 201618-2020 |
年度 | 2019 |
摘要 | カラスの加害特性に基づき、新たな侵入抑制技術「かんたんテグス君(仮称)」の完成により、既存技術のコスト2 割減に目途を立てた。また、AI を活用したイノシシの顔認証技術にも成功するとともに、中、大型獣用の箱わな2 種類「自由扉タイプ、切り欠きタイプ」を民間企業と共同で特許出願し、令和2 年度に製品販売の見込みとなった。中型獣類に関する被害対策の開発、サル対策効果の経済性評価、シカの牧草地被害対策などで取りまとめが進み、成果を農林水産省の地域戦略プロジェクトのパンフレット、中央畜産会のリーフレットで普及、社会実装を図った。さらに、ジビエ利用のため、肉質評価においてpH と可溶性蛋白質割合が捕獲方法やと殺方法の影響指標になることを明らかにした。 |
カテゴリ | コスト シカ 除染技術 鳥獣害 |