寒地畑作を担う多様な経営体を支援する省力技術およびICT を活用した精密農業の実証

課題名 寒地畑作を担う多様な経営体を支援する省力技術およびICT を活用した精密農業の実証
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部 十勝農業試験場
研究分担 研究部・生産システムグループ
地域技術グループ生産環境グループ
研究期間 完H29~R1
年度 2019
摘要 目的)畑作物の収量向上や作業能率向上及びコスト削減を図るため、①ICTにより集積された各種圃場情報を活用した施肥技術の開発、②ロボットトラクタを利用した新たな作業体系の構築と評価を行う。
成果)センシングにより取得された生育、収量、土壌データを圃場毎に一元化して解析することにより、圃場毎の可変施肥判断と圃場内の生育不良箇所における的確な増肥対応が可能なことを明らかにした。また実証試験によりてんさい、ばれいしょでは従来の増収効果とともに新たな施肥量削減を実現し、秋まき小麦では新たに起生期可変追肥の適用による従来技術を上回る増収を実現した。
 また、ロボットトラクタの直進性と追従性の検証結果から、耕耘整地と残渣細断の他に播種に適用できることを示すとともに、有人トラクタとの協調作業により、1 作業協調で慣行から約 40%の、2 作業協調では約 25%の作業時間を削減できることを明らかにした。
カテゴリ ICT 寒地 経営管理 コスト 収量向上 施肥 センシング てんさい 播種 ばれいしょ ロボットトラクタ

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