大規模露地野菜の効率的栽培管理技術の実証研究

課題名 大規模露地野菜の効率的栽培管理技術の実証研究
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 作物環境部 水田営農部
研究期間 継H30~R2
年度 2019
摘要 目的:広範囲の農地ほ場の排水保水性の土壌情報を効率的に得るために,衛星画像やドローン画像を用いた解析技術を確立する。そのために,時系列の人工衛星画像データから農地の土壌水分を把握し,農地の表面排水性を降雨後の土壌水分の減少量から,保水性を数日間晴天が続いた状態での土の湿りからそれぞれ評価し,マップ化する技術を検討する。また,衛星画像やドローン画像による地表面の土壌水分評価と連動して,電磁波計測により見かけの電気伝導度から浅層土中の土壌水分の動態をモニタリングする手法を開発する。
成果:1)衛星画像による広域農地の排水保水性区分技術の確立
衛星画像から土壌水分を推定するために,土壌水分測定法を改善し,植生ノイズ地点を除去した大気補正済みのデータから検量線の精度を向上させ,土壌排水マップを試作した。
2)ドローン空撮画像による土壌水分の観測・解析技術の確立
ドローン空撮画像のD値から特定ほ場について衛星データよりも詳細に土壌水分の面的バラツキを把握できた。
3) 電磁波計測による浅層土壌水分等の把握技術の開発
電磁波計測器(EM38-MK2)を用いた浅層土壌中の水分動態の計測結果と,実測した土壌水分の値がほぼ一致することから電磁波計測器による浅層土壌中の水分動態調査が可能となった。
カテゴリ 栽培技術 ドローン 排水性 モニタリング

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