果樹産地再生の基盤となる新品種の育成と選抜

課題名 果樹産地再生の基盤となる新品種の育成と選抜
研究機関名 秋田県果樹試験場
研究分担 品種開発部・かづの果樹センター
研究期間 継H28~R7
年度 2019
摘要 目的:高齢化や気象災害で低迷する果樹産地の再生を図るために、生産者の所得向上に寄与する新品種の開発や優良品種・系統を選抜する。
成果:リンゴのオリジナル品種開発のため、本県育成品種や系統を主な交配親として獲得した実生から、DNAマーカーで果皮色が赤の個体を選抜して定植し、果実品質調査により1系統を二次選抜した。また、国内外で育成されたリンゴ新品種(県南12品種、県北12品種)を導入し、特性調査を実施、県南部では赤肉の3品種について果肉の着色が不安定であるため調査を終了した。県北部では、‘ファーストレディ’を有望と判定し、‘おいらせ’を収穫前落果が多いため調査終了とした。さらに、リンゴ、オウトウ、ニホンナシ、モモについて、有用な突然変異個体を獲得するため、イオンビームを照射した休眠枝から苗木を育成したが、変異は認められなかった。加えて、リンゴ‘ふじ’に対する受粉専用品種として選抜した4系統(秋田21~24号)の現地調査を実施した。
カテゴリ おうとう 栽培技術 受粉 新品種 DNAマーカー 品種 品種開発 もも りんご

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