課題名 | 高品質・高付加価値農作物の育成 ~抗酸化性の付与による東京うこっけいの高付加価値化~ |
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研究機関名 |
東京都農林総合研究センター |
研究分担 |
畜産技術科 |
研究期間 | 継R1-4 |
年度 | 2019 |
摘要 | 産卵鶏用飼料には、卵黄色の差別化を目的としてキサントフィル類を多く含むパプリカやマリーゴールドなどが添加されていることが多い。これらに含まれるルテインやゼアキサンチンは、着色効果以外にも、近年その抗酸化作用が注目されている。一方、これまでの研究で、烏骨鶏に対する抗酸化添加物の給与によって、肉中の脂質含量の低減や過酸化脂質生成の抑制がみられ、烏骨鶏の肉質を改善する効果が示されている。また抗酸化物の給与によって烏骨鶏の血中抗酸化活性が増強されることも示され、鶏の健常性保持に寄与していることも考えられる。そこで、抗酸化性物質でもあるこれらキサントフィル類を含む添加剤について、卵・肉など生産物への抗酸化性の付与について解明するとともに、これを摂取した東京うこっけいの血中抗酸化活性が増強されることによる生産性等への影響について調査する。 |
カテゴリ | 高付加価値 鶏 ピーマン マリーゴールド |