課題名 | 樹勢の客観的評価に基づく「おかやま夢白桃」の安定生産技術の確立 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター 農業研究所 |
研究分担 |
環境研究室 |
研究期間 | 継H29~R3 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:「おかやま夢白桃」は樹勢低下による成熟期前進により、計画的な出荷ができていない。そこで、「おかやま夢白桃」の樹勢の評価手法を確立し、それに基づく安定生産技術を確立する。 成果:成熟期が早期化した「おかやま夢白桃」は、「清水白桃」や通常期に成熟する「おかやま夢白桃」に比較して、葉中窒素含有率が低く、果実重が小さいなど弱勢傾向にあり、特に弱勢化が顕著な「おかやま夢白桃」では、葉の葉脈間が退色して褐変する症状が確認された。その結果、「おかやま夢白桃」の樹勢を評価する指標として、葉中窒素含有率や果実重、葉の葉脈間が退色して褐変する症状の有無を基準にすることが有効と考えられた。現地の樹勢が低下した「おかやま夢白桃」を対象に、強勢化処理(秋期の堆肥施用と深耕処理、春期の硝酸加里追肥)を行ったが、処理1年目には生育並びに果実の成熟期等への顕著な効果は認められなかった。 |
カテゴリ | 出荷調整 もも |