課題名 | 果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2品種に対応した安定生産技術の確立 4)新しい病害虫管理技術 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
府中果樹研究所 |
研究期間 | 継H25~ |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:消費動向に対応した個性的な品種を開発し、本県オリジナル商材として有利販売を行うことができる技術を開発するとともに、生産者の高齢化や世代交代に対応した栽培技術の平準化、安全安心な果樹生産体系の構築により、果樹農家の収益性の向上を図る。 成果:カンキツ灰色かび病に対するパレード15フロアブル、ナティーボフロアブル、スイッチ顆粒水和剤の効果を検討した。 発生初期のカンキツ黒点病に対するパレード15フロアブル、ナティーボフロアブル、テーク水和剤、スイッチ顆粒水和剤の効果を検討した。モモに登録のあるアミスター10フロアブルのモモ褐さび病に対する効果を検討した。交信攪乱剤「ヘタムシコン」のカキノヘタムシガの被害軽減効果を各産地において検討した結果、高松市香南町のヘタムシコン設置区では10a当たりでほぼヘタムシコンの価格分だけ赤字となり、綾歌郡綾川町のヘタムシコン設置区では10a当たり約1,900円の黒字となった。 カキ炭疽病に対するキノンドーフロアブル、ストロビードライフロアブルの防除効果を検討した。キウイフルーツ各品種の切り取り枝を用いたPsa3に対する抵抗性評価を行った結果、「さぬきエンジェルスイート」および「K-36」は褐変程度が高くなる場合があったことから、Psa3に対して抵抗性が高くない可能性が考えられた。 |
カテゴリ | 害虫 かき 管理技術 キウイフルーツ 栽培技術 炭疽病 抵抗性 品種 品種開発 防除 もも その他のかんきつ |