輸出用ダリア、グロリオサ、トルコギキョウの品質保持、害虫防除技術の開発

課題名 輸出用ダリア、グロリオサ、トルコギキョウの品質保持、害虫防除技術の開発
研究機関名 高知県農業技術センター
研究分担 昆虫・品質管理・花き担当
研究期間 完H30~R元
年度 2019
摘要 目的:切り前の前進化および延命剤の給液等収穫後の処理を組み合わせて、切り花の品質および日持ち性を向上させるとともに、箱単位での入本数を増やす等により輸送コストの低減化を図る。さらに、植物検疫に対応できる害虫防除法を開発し、輸出の拡大を図る。
成果:ダリアでは蕾で収穫して延命剤を連続的に給液することで、オランダ輸出での品質保持が可能であったが、品種により日持ち性が異なるなどの問題が残った。グロリオサでは、第1花が蕾で収穫し「ユリ開花液」を前処理および輸送中に処理すると、上位まで開花して日持ちが良く、慣行並の花色となったが、花径がやや小さくなった。トルコギキョウは、蕾で収穫してジャスモン酸メチルを添加した前処理を行うと到着後の着色ムラを抑え、開花も促進され、さらに、箱当たりの入り本数も1.5倍程度に増やすことが可能であった。害虫防除については、CO2濃度40%以上、15℃、24時間処理でミカンキイロアザミウマの死虫率が100%となったが、CO2濃度60%以上の場合や処理温度が20℃以上の場合には花や葉に障害が発生した。
カテゴリ 害虫 グロリオサ コスト 植物検疫 ダリア トルコギキョウ 品質保持 品種 防除 輸出 輸送 ゆり

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