課題名 | 環境変動モニタリングと環境基盤情報の集積・解析・発信技術の開発 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境センター 環境情報基盤研究領域 |
協力分担関係 |
民間(12)(のべ数) 公設試験研究機関(129)(のべ数) 独法・国研等(2)(うち海外1) 大学(20)(のべ数 うち国外3) |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2020 |
摘要 | ドローン画像とAI 技術により、ほ場内の土壌水分の面的把握する手法を開発した。空間情報マップ化技術として公開したほ場計測マニュアルが合計 4.2 万件ダウンロードされた。土壌情報の規格化として、土壌インベントリーに 21 都道府県の栽培指針との連携を実現し、1,400 地点以上の新規土壌断面データを土壌断面データベースに登録した。また窒素無機化予測、地温・土壌水分予測モデルをアプリとして登録した。本スマホアプリは 1.4 万件ダウンロードされた。デジタル土壌図標準手順書(土壌図 SOP)には、以上の成果に加え、土壌有機物管理ツールの使用方法について記載を追加した。昆虫・微生物の基盤情報の整備のため、昆虫標本の位置情報 17,000 点、DNA バーコード情報 300 種整備、土壌 DNA 4,000 件のアーカイブが終了した。 ヒストリカルデータを活用した病害虫予測のために、10 作目の重要病虫害(約 70 病虫害)及び健全画像を、農情研ほか機構内8場所及び6県の協力を得て収集するとともに、発生予察事業の発生現況報告データを活用した病害虫発生予測モデルを構築し、画像機械判別と病害虫発生予測モデルの組み合わせによる新しい統合病害虫診断システムを開発した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 データベース ドローン モニタリング |