| 課題名 | (イ)多様な優良品種等の開発と育種基盤技術の強化 |
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| 研究機関名 |
国立研究開発法人森林研究・整備機構 育種部長 |
| 研究期間 | 2016-2020 |
| 年度 | 2020 |
| 摘要 | エリートツリーと優良品種の開発及び高速育種等の育種技術の開発に関して、エリートツリーについては85系統を、優良品種については第2世代マツノザイセンチュウ抵抗性品種等の40品種をそれぞれ開発した。また、農林水産大臣が指定する特定母樹に36系統を申請し指定された。マツノザイセンチュウ抵抗性品種は、マツ材線虫病被害による森林被害の軽減への、初期成長が優れた無花粉品種は花粉発生源対策への、木質バイオマス生産量が大きいヤナギ品種は森林吸収源として気候変動対策への貢献がそれぞれ期待できる。また気候変動に係る高速育種技術の開発については、スギさし木苗を用いた乾燥ストレス試験の実施結果に基づく乾燥ストレス評価の頑健性を評価するとともに、平成28年度に開発した無花粉マーカーと同じ遺伝子上に爽春とは異なる無花粉要因と連鎖する変異を明らかにし、その変異と爽春の無花粉形質に連鎖する変異を同時に分析可能な新たなマーカーを開発した。 林木遺伝資源、バイオテクノロジー、国際協力等による育種・普及技術の開発に関して、原種園の設定から原種配布までの確実な系統管理を行うためのトレーサビリティを確保した原種苗木管理・配布システムを構築したことに加え、九州育種基本区でこれらのシステムを稼働した。またコウヨウザンについて優良系統を新たに13系統選抜し、既選抜の42系統と合わせ当初の目標以上の55系統を選抜し、さらに実生及びさし木による増殖技術を開発した。ALS遺伝子の4箇所を改変して除草剤耐性を付与するベクターを構築してスギへ導入し、各標的部位あたり7?28系統、合計72系統の培養細胞を得ることに成功した。国際協力では、ケニアにおいて、郷土樹種のメリア及びアカシアについて、優良候補木の選抜から採種園等の造成までの育種技術を開発した。さらにメリアについては次代検定林の造成の技術も開発した。 |
| カテゴリ | 育種 遺伝資源 乾燥 気候変動対策 除草剤 抵抗性品種 品種 |