課題名 | 土地利用型農業経営における病害虫リスク管理と防除技術の確立 |
---|---|
研究機関名 |
宮城県古川農業試験場 |
研究分担 |
作物環境部 |
研究期間 | R元~R5 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:土地利用型経営において予想される病害虫リスクを回避するための防除技術を作成するとともに,新品種導入に伴う新しい病害虫防除法を作成する 成果:・クモヘリカメムシの分布域の実態把握宮城県北部でも発生していることがわかった。 ・ドローンによる熱赤外線写真で,初発確認の2日前に温度が低くなっている場所が発病した。いもち病に感染すると温度が下がるのではないかと推察された。 ・大豆新品種候補系統の「東山231号」は「タチナガハ」より紫斑病耐病性は弱いと推察され,防除は2回防除が適当と考えられた。 ・マンゼブ剤による防除効果が確認され,開花20,30日後の1回目散布で効果が高くなった。 ・県内のイネいもち病菌をレース検定したところ,レース007及びレース007.2と推定された。県内ではPibに罹病可能なレースがすでに顕在化している可能性が示唆された。 ・ダイズ・エダマメへのダイズサヤタマバエの被害リスクは,8月以降の開花期の遅いダイズ・エダマメにおいて高まると考えられた。 ・オオタバコガに対するフェニックスフロアブルの防除効果を検討したところ,高い防除効果が認められた。 ・タバコガ類の幼虫密度とNDVIについて,両者に強い相関が見られた |
カテゴリ | いもち病 えだまめ 害虫 カメムシ 経営管理 新品種 大豆 ドローン 病害虫防除 防除 |