水稲省力・低コスト化総合的栽培技術の確立

• 研究機関名: 宮城県古川農業試験場
• 研究分担: 作物栽培部
• 研究期間: 継R元～R3
• 年度: 2020
• 摘要: 目的：水稲直播の複数ある栽培法ごとのマニュアルを作成するとともに，導入のためのフローチャートを作成し，安定生産に向けた栽培技術を確立する; 成果：乾田直播栽培は，作業性が高く，省力で収量・品質も高いが，播種時の天候状況等によっては，作業の遅延や中止等が考えられる事から湛水直播栽培への転換等を含めたリスク分散型の作業計画を考える必要がある。; 湛水出芽と落水出芽を比較すると，落水出芽の方が有効茎歩合が高く，収量・品質が高い傾向にあることから，落水出芽が適していると考えられた。しかし，落水出芽は種子コーティングの種類によって鳥害が発生しやすいことから，ほ場や播種方式の状況によっては湛水出芽を選択することも必要であると考えられた。
• カテゴリ: 乾田直播 栽培技術 直播栽培 水稲 鳥害 低コスト 播種