課題名 | ナシ・ブドウ・モモ・その他果樹の育成系統及び新品種の適応性検定試験[第4次] |
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研究機関名 |
秋田県果樹試験場 |
研究分担 |
品種開発部・かづの果樹センター・天王分場班 |
研究期間 | 完H23~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:ナシ、ブドウ、モモ、オウトウ等で、本県の栽培環境に適した、高品質で生産性の高い品種・系統を選抜する。 成果:ニホンナシは第9回系統適応性試験(筑波59~64号)で、筑波59号は裂果あったが品種化決定、同61号は検討中止となった。‘早優利’は小玉で酸味が少、‘豊華’は600gの大玉で10月下旬収穫、酸味がやや多、‘新生’は、みつ症が発生し食用に不向きと評価した(以上、天王)ブドウは、第15回系統適応性試験(安芸津31号~34号)で、33号を除き初結実した。‘あづましずく’は、8月下~9月上旬成熟、本県に適応性が高く、一方、‘サンヴェルデ’は芳香を有し、食味は良いが、さびが多く適応性が低いと評価した(以上、本場)。県北部におけるハウス栽培の‘シャインマスカット’は、有袋で緑色を保持できた(鹿角)。モモは‘かぐや’と‘桃水’は、県北部での適応性は低いと評価し、‘晩生川中島’は、収穫盛期が’川中島白桃’より2~4日ほど遅く、作業分散と出荷期間延長に期待できると評価した(以上、鹿角)。オウトウ‘大将錦’は樹勢が弱いこともあり、小玉で果肉が硬く、淡泊な食味であった(本場)。 |
カテゴリ | おうとう 出荷調整 新品種 品種 ぶどう もも 良食味 |