課題名 | 多雪地帯におけるリンゴジョイント栽培の生産性および耐雪性評価 |
---|---|
研究機関名 |
秋田県果樹試験場 |
研究分担 |
生産技術部 |
研究期間 | 新R2~6 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:新規就農者や農業法人の参入を促し、リンゴ産地の活性化を図るため、管理作業が単純で機械化による省力化が可能なジョイント栽培を検討する。特に、雪害を回避するため、ジョイント部を170cmまたは220cmとし、生産性と耐雪性を評価する。 成果:5年生の‘ふじ’/マルバカイドウ台におけるジョイント完了率は、主枝高170cmで40%、主枝高220cmで29%となった。R2年度の豪雪では積雪深143cm時に樹冠部の雪の払い落としが必要となったが、作業時間は既存のわい化栽培の約50%であった。また、最高積雪深189cm時に主枝高170cmでは下方に誘引した側枝の堀上作業が必要となった。一部の木に野ソの食害はあったが、いずれの高さでも雪害は認められなかった。 |
カテゴリ | 機械化 省力化 りんご わい化 |