課題名 | 秋田の清酒業界がポストコロナを生き延びるための革新的清酒製造技術開発 |
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研究機関名 |
秋田県総合食品研究センター |
研究分担 |
酒類グループ |
研究期間 | 新R2~R4 |
年度 | 2020 |
摘要 | コロナ禍による飲食業における販売環境の悪化は、本県の基幹である酒造業にも大きな打撃となっている。その一方で、巣ごもり需要による自宅消費が拡大するなど、清酒消費動向にも変化が現れている。そこで、これまで力を入れてきた純米酒や純米吟醸酒等の品質向上に加え、低精白米を用いた低コスト酒の品質向上等にも積極的に取り組み、コロナ禍で変化する消費動向にも対応できる商品力の向上を図ることにより、県内清酒業界のV 字回復を目指す。 ( 1) 低精白酒の好ましくない香気成分の特定と低減技術の開発により、いわゆる家飲みをターゲットとした低コスト酒の醸造技術革新と販売額向上を図る。( 2) 清酒香味成分、粕等副産物の機能検索により、機能性成分を発見し、情報発信、話題性創出と販売向上を図る。( 3) 酒造好適米栽培技術の最適化ともろみ溶解コントロールによる革新的な醸造技術の開発により、コスト低減を実現し、新規酒造好適米「一穂積」、「百田」を用いた清酒の更なる高品質化を目指す。 |
カテゴリ | 機能性成分 栽培技術 酒造好適米 低コスト |