課題名 | 野菜生産の拡大と安定に向けた栽培技術及び生産方式の構築 |
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研究機関名 |
新潟県農業総合研究所
園芸研究センター |
研究分担 |
園研育種栽培科 環境・施設科 |
研究期間 | 継H30~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:野菜栽培初心者向けのシステム化及びベテラン高齢化に対応した効率化を柱とした技術を構築する。 成果:秋植たまねぎの早期抽だいは、越冬後の1回目の追肥の遅れにより誘発されることが示唆された。夏ネギの襟部裂開は、追肥に硫安を施用することで軽減される傾向が認められた。秋冬ねぎ黄色斑紋病斑の発生は、スプリンクラーかん水で助長される傾向が認められた。たまねぎ、ブロッコリーなど野菜苗の底面かん水による簡易な育苗装置を開発した。かん水タイマーを使用することにより自動で均一・良質な苗が生産できた。えだまめ「新潟系14号」における湿害の再現を試みたが、1~5日の湛水では生育等への影響は見られなかった。夏まきブロッコリー栽培において、128穴セルトレイ2粒まき・2本植えで栽培することにより、従来法に比較して、花蕾品質を損なうことなく単収が増加した。簡易設置可能な無培地栽培システムにおいて、ミディートマト幼苗定植は技術力を要せず、省力化が可能で本システムへの適応性は高いと考えられた。 |
カテゴリ | 育苗 えだまめ 栽培技術 湿害 省力化 たまねぎ トマト ねぎ ブロッコリー 野菜栽培 |