課題名 | 水田への園芸導入促進技術開発 |
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研究機関名 |
新潟県農業総合研究所
園芸研究センター |
研究分担 |
園研育種栽培科 |
研究期間 | 継R1~R3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:現行の汎用化水田におけるより高度で効果的な営農かん排水技術体系を開発するとともに、大規模園芸産地形成に向けた園芸作物の栽培体系を確立する。 成果:たまねぎの鱗茎肥大期に地下かんがいを実施した結果、慣行の通路かん水に遜色ない効果があると考えられた。たまねぎ栽培では、転炉スラグ施用による化学性改善で増収効果が認められた。暗きょに加えサブソイラーによる補助暗きょの営農排水対策により、大豆収穫後のたまねぎ定植作業や、たまねぎ収穫後の大豆は種作業に遅滞なく取りかかることが可能であった。えだまめ、キャベツともに目標収量が得られたが、ほ場はpHが著しく低く,pHの改善で収量が向上する可能性がある。既存のたまねぎ栽培事例調査では、排水対策だけでなく,土壌化学性を含めた総合的な圃場改善を行い,根域を確保することがたまねぎの導入に重要であることが示唆された。 |
カテゴリ | えだまめ キャベツ 栽培技術 栽培体系 水田 大豆 たまねぎ |