課題名 | リンゴの優良苗木育成技術の確立 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
園芸研究所 |
研究期間 | 新R2~4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:効率的な優良苗木の育成法を確立するため、「ふじ」(穂木)とマルバカイドウ、M26(台木)のそれぞれの接ぎ挿し法に適した挿し穂径を検討する。また、台木の挿し木繁殖に適した土壌を明らかにする。 成果:①「ふじ」/マルバカイドウの接ぎ挿しには挿し穂(マルバカイドウ)に枝径0.7㎝以上の枝を用いること、②マルバカイドウの苗木を挿し木繁殖には挿し穂に枝径0.5㎝以上の枝を用いること、③M26/マルバカイドウの接ぎ挿しには挿し穂(マルバカイドウ)に枝径1.0㎝以上の枝を用いることで、活着率が高く、新梢伸長や肥大が良い良苗を効率的に生産できると考えられた。また、マルバカイドウ台木の挿し木繁殖の床土にはリンゴの栽培歴が無く、安価で入手しやすい土壌(水田土等)を用いることで、効率的な苗木生産が可能と考えられた。 |
カテゴリ | 挿し木 水田 台木 苗木生産 繁殖性改善 りんご |