直播栽培拡大のための雑草イネ等難防除雑草の省力的防除技術の開発

課題名 直播栽培拡大のための雑草イネ等難防除雑草の省力的防除技術の開発
研究機関名 石川県農林総合研究センター  農業試験場
研究分担 育種栽培研究部・作物栽培G
研究期間 継(R1~5)
年度 2020
摘要 【目的】 雑草イネの発生が全国的に問題となっており、本県においてもいくつかの発生事例を確認した。雑草イネの多くは赤米で生産物に混入すると落等の原因となることから防除の徹底が必要であるが、その出芽動態や有効な除草成分について明らかになっていない。そこで本県における雑草イネの出芽動態や除草剤の効果について検討する。
【方法】 出芽動態調査は、農研機構から提供を受けた雑草イネ種子(M型(背高型)及びO型(擬態型)、春季調査はH30産、秋季調査はR1年産)を用いた。春季調査は種子を20℃3日間浸漬後、水田土壌を充填した直径16cm金ザルの土壌表面に100粒を播種し、20mm深度で攪拌し植代後(5/13)、水田に仮設置し5/16に各試験区内に設置した。秋季調査は雑草イネの乾籾100粒を金ザル土壌表面に播種し、50mm深度で攪拌、散水後圃場に金ザルを埋設(9/30)し、出芽までの地温及び出芽個体数を調査した。除草剤試験は、雑草イネ種子(長野KG)を用い出芽動態と同じ処理を施した金ザルを試験区内に設置し、プレチラクロール乳剤及び粒剤、フェノキサスルホン・ブロモブチド・ベンスルフロンメチル粒剤、シメトリン・フルセトスルフロン・ベンフレセート粒剤を用い、単剤処理(移植後+0日)と体系処理(移植後+0日、+14日)を行った時の雑草イネの残草量と水稲への影響について調査した。
カテゴリ 雑草イネ 直播栽培 除草 除草剤 水田 難防除雑草 播種 防除

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