ドローンを活用した新規需要米の省力的・効率的な栽培方法の確立

課題名 ドローンを活用した新規需要米の省力的・効率的な栽培方法の確立
研究機関名 茨城県農業総合センター  農業研究所
研究分担 水田利用研究室
研究期間 継R2~R4
年度 2020
摘要 目的:新規需要米の栽培においてドローンを活用し、適時的確な病害虫防除および生育に応じた追肥を実施することで省力的に増収させ、所得向上を図る。目標収量は県下で数量払い交付金がほぼ最大となる粗玄米67kg/a以上とする。
成果:「あさひの夢」で倒伏の危険性が高まる稈長の目安は90cmと推察された。また、多収が得られた施肥条件は、基肥量が0.6~0.9kgN/aでは追肥量が0.45~0.60kgN/a、基肥量が1.2kgN/aでは追肥量が0.3kgN/a、基肥量が1.5kgN/aでは追肥量が0.15kgN/aだった。さらに、追肥時期(追肥回数)が収量に与える影響は小さいと推察された。粗玄米重の予測に用いる(生育指標となりうる)パラメータは、粗玄米重との相関が最も高い「草丈」が適すると推察された。ドローンによる肥料・農薬散布は、慣行の作業機よりも作業時間が短く、散布精度も高いことから、非常に有効であると考えられた。
カテゴリ 肥料 施肥 ドローン 農薬 病害虫防除

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