課題名 | 2農産物の高品質安定生産技術の確立 (7)水田に適した加工・業務用露地野菜の品目選定と多収安定栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
栃木県農業試験場 |
研究分担 |
野菜研究室 |
研究期間 | 新R2~6 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:水田を活用し、収益性の見込める露地野菜品目を選定するとともに、異常気象に遭遇しても生産性が高い栽培技術を確立する。 成果:サトイモ湛水畝立て栽培技術では、6~8月に畝間へ水をかけ流す湛水処理により、慣行栽培区に比べて収量の向上が認められた。 加工・業務向け品目としてエダマメ、サツマイモ、ネギ、露地ナスについて検討した。ナスでは、生理障害果の発生要因分析や出荷増減予測を試みた結果、へた白果については、収穫前6~13日の低日照が影響していることが示唆された。水田へのタマネギ栽培導入時の収量低下要因解明と収量安定技術を確立するために、現地22地点の土壌化学性および物理性を明らかにした。 気候変動による干ばつや湿害等に対し、土壌水分および地温の経時変化や窒素発現と土壌の硝酸態窒素分布予測する手法を開発することを目的として、現地および場内における栽培試験および調査を行い土壌タイプごとの特性を明らかにした。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 えだまめ 加工 栽培技術 さといも 湿害 出荷調整 水田 生理障害 たまねぎ なす ねぎ 発生要因分析 |