課題名 | 11 漁場環境変化の的確な把握と被害軽減技術の開発 水域環境の多面的機能の評価 (1)藻場消失に係る実態把握と原因の推定及び回復対策手法の検討 |
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研究機関名 |
千葉県水産総合研究センター |
研究分担 |
生産技術研究室 |
研究期間 | 新R2~R4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:内房地区の藻場消失実態を引き続き把握するとともに、回復に向けた対策の技術的検討と効果検証を行う。さらに将来的に藻場の実態把握を漁業者自らが行えるように、簡易な把握手法の開発を行う。 結果:藻場消失域では大型褐藻類の幼体・成体ともに確認されず、残存域では令和元年に着生した大型褐藻類が確認され、その景観被度は11%であった。水中カメラの船上から垂下・曳航撮影することでも海藻の種組成、景観被度、食痕の有無がわかることから、簡易的に藻場実態把握できることが確認された。また海藻の大まかな分類や藻場面積の算出が可能となる空中ドローンと組み合わせることにより、より広範囲の藻場実態を把握することが可能であることが明らかになった。 |
カテゴリ | ドローン |