課題名 |
園芸作物の生産性向上技術開発~ 効果的な省エネ技術と多年生植物利用による冬季花き生産の安定化 ~ |
研究機関名 |
東京都 農林総合研究センター
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研究分担 |
園芸技術科
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研究期間 |
継H30-R3 |
年度 |
2020 |
摘要 |
近年、冬季の省エネ技術としてヒートポンプの導入が全国的に進んでいるが、初期コストが高く、普及は一部の農家に限定されている。また有効な保温資材やEOD 反応を活用した省エネ技術が開発されているが、研究事例が少なく、一部都内生産者への普及がなされているものの、実用的なレベルに達していない。一方、暖房費を削減するため耐寒性を有するペチュニアなど一年生花きは生産されているが、出荷が単価の低い4~5月に集中している。加えて、多年生花きは国内の種苗メーカーの取扱量が少なく、さらに開花特性に不明な点が多く、高単価が期待できるが生産が少ない現状にある。そこで、本研究では、冬季における効果的な省エネ技術を検討するとともに、高単価を目指した2~3月の早春出荷を可能とする多年生花きについて開花特性を把握し、都内への普及可能性を明らかにする。
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カテゴリ |
コスト
出荷調整
省エネ・低コスト化
耐寒性
ヒートポンプ
ペチュニア
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