| 課題名 | 微生物農薬の効果的な利用技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岐阜県農業技術センター |
| 研究分担 |
病理昆虫部 |
| 研究期間 | 止R1~2 |
| 年度 | 2020 |
| 摘要 | 目的:化学農薬による病害防除においては、薬剤耐性菌や抵抗性害虫の発生が全国的に問題となっている。そこで化学農薬のみに頼らない防除体系技術として、微生物農薬を中心としたトマト地上部病害への効率的な防除技術を確立する。 成果:昆虫寄生菌製剤と病害防除を目的した微生物農薬(バチルス剤)の併用方法について検討し、昆虫寄生菌製剤散布の前日あるいは当日にバチルス剤を散布すると、有意に昆虫寄生菌量が低下することから併用には注意が必要であることが示唆された。一方、微生物農薬と化学農薬との併用を想定し、各種微生物剤の殺菌剤感受性を評価した。その結果、微生物農薬と多作用点活性のある化学農薬を併用する場合は、一定の期間を設け散布する必要があることが示唆された。 |
| カテゴリ | 害虫 耐性菌 抵抗性 トマト 農薬 防除 薬剤 |