課題名 | 夏期冷涼な気候を生かした野菜産地における地球温暖化対策技術 |
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研究機関名 |
岐阜県中山間農業研究所 |
研究分担 |
施設園芸部 |
研究期間 | 継H30~R3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 温暖化により多発している夏秋トマトの放射状裂果及び夏穫りホウレンソウの生育不良を回避するための対応技術を開発する。これまでに夏秋トマトの裂果は、日射に応じた自動遮光に加えて、密植栽培やミスト散布を組み合わせた結果、慣行区と比較して、単収が増加し、裂果が低減することができた。ホウレンソウでは、内張自動遮光は全天日射量の高い作で慣行の外張手動遮光より収量が増加することを明らかにした。また、現地実証圃場において、内張自動遮光は遮光資材脱着作業を省力化でき、粗収量が約10%増加することを実証した。合わせて、内張クロス補強は無補強の場合よりも強度が17%程度強いことを明らかにした。 |
カテゴリ | 温暖化対策 省力化 トマト ほうれんそう |