課題名 | スマート農業技術による少量土壌培地耕の生産性を高める栽培方法の確立 |
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研究機関名 |
滋賀県農業技術振興センター |
研究分担 |
栽培研究部野菜係 |
研究期間 | 継H30~R5 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:スマート農業技術である複合環境制御に加え、低段密植と多段栽培を組み合わせた周年栽培体系を確立させ収量増加を目指す。県内でトマトを周年栽培すると、夏季は高温により、冬季は低温・日照不足により収量が低下する。そこで、夏季は夜間の群落内補光を行い、冬季は前作収穫中定植(インタープランティング)により低温・日照不足による生育速度低下を補い、それぞれ生産性の向上を図る。 成果:トマト周年栽培に向けた栽培方法の検討 複合環境制御、LED群落内補光および低段密植と多段栽培を組み合わせた周年栽培体系により収量は30t/10a以上(平年値21t/10a)となった。 イチゴでは、静電場スクリーンにより害虫類のハウス内への侵入は抑えられ、電球型UV-B蛍光灯の照射によりハダニ類の発生は抑制された。また、超音波照射によって栽培期間初期のうどんこ病の発病は抑制され、栽培期間を通じた発病果率に応じた薬剤防除回数は半減された。 |
カテゴリ | いちご うどんこ病 害虫 環境制御 栽培技術 栽培体系 トマト 防除 薬剤 |