課題名 | 茶栽培をサポートする情報発信の高度化とリアルタイム計測システムの検証 1.情報発信のためのチャ生育予測、耐凍温度測定手法の高度化 1)一番茶生育予測の高精度化 |
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研究機関名 |
滋賀県農業技術振興センター |
研究分担 |
茶業指導所 |
研究期間 | 継R2~4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:一番茶生育予測の精度向上を図るため、茶業指導所における作況調査および気象観測の過年度データを用いて予測パラメータの補正や再検討を行う。また、再検討した一番茶生育予測を県内主要集団茶園に適用するため、集団茶園毎に予測パラメータの再補正を行う。 成果:過去30年(1991~2020年)の所内の作況調査と気象観測データを用いて、従来の一番茶萌芽期予測法の予測パラメータを再検討したところ、一番茶萌芽期、一番茶開葉数ともに従来法よりも予測精度を向上するパラメータが得られた。 予測パラメータを変更した一番茶萌芽期予測法の県内主要集団茶園での適合性を調査するため、メッシュ気温による推定萌芽期と現地調査した実測萌芽期を比較したところ、いずれの予測法も推定誤差が大きく再補正が必要と考えられた。一方、一番茶開葉数予測では推定誤差が小さくなり、予測パラメータの変更による推定精度の向上がみられた。 |
カテゴリ | 生育予測 茶 |