課題名 | 県産スギ大径材に適した心去り平角材等の生産技術の確立及び強度特性の解明 |
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研究機関名 |
和歌山県林業試験場 |
研究分担 |
木材利用部 |
研究期間 | 新R2~R4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 【目的】 県内の人工林は長伐期化による原木の大径化が進行しているため、今後原木供給の中心が柱取り適寸丸太から大径材へシフトすることが予想される。 このため、供給増加が見込まれるスギ大径材の需要拡大に資するため、国産材シェア拡大の余地が高い梁桁材を主とした心去り製材品の生産技術の確立に向け、強度特性の解明と乾燥技術の確立を目的とした調査を行う。 【成果】 ①曲げ破壊試験による心去り平角材の静的ヤング係数と曲げ破壊強度には相関関係が認められた。 ②心去り材製材時にあらかじめ中心挽きを行うことにより、製材する際に生じる反りが低減され、同一原木から2丁の心去り平角材間の反りの差も低減されると考えられた。 |
カテゴリ | 乾燥 需要拡大 |