課題名 | ブドウオリジナル品種の商品化 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
栽培研究部・果樹科 |
研究期間 | 止H30~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | ■目的:本県育成品種‘神紅’を既存の大粒系ブドウに替わる品種に位置づけ、‘シャインマスカット’と双璧となる品種に育て、相乗効果で高単価を得ることにより経営の安定を図る。具体的には、品種特有の赤色を安定的に発色させる技術を確立するとともに、市場求評を基に、果房重、果粒重、房しまりの目標値を設定し、それぞれ達成できる栽培方法を総合的に解明する。 ■成果 (1)ジベレリン1回処理を行うことで房しまりが向上した。また、満開3日後のGA25ppm+F10ppmの処理により、果皮色が向上した。 (2)花穂着生率及び房しまりは長梢せん定が優れた。 (3)花穂整形の長さを2cmにすることで、ショットベリーが軽減され、房つくり作業時間が10a当たり30時間程度削減されることが明らかになった。 (4)成分量の多いリモネン及びリナロールは、満開60日後の時点では少なく75日以降増加傾向を示した。2-ブチルフラン及び酢酸3ヘキセニルは、満開60日後で多く検出され、その後減少する傾向が認められた。 |
カテゴリ | くり 経営管理 品種 ぶどう |