課題名 | 島根県オリジナルアジサイの花色制御技術の開発 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
栽培研究部・花き科 |
研究期間 | 止R1~2 |
年度 | 2020 |
摘要 | ■目的:消費者から好まれる母の日用アジサイの花色を赤~ピンク色~紫色まで安定的に発色させるため、用土資材の理化学性及び施肥の面から‘万華鏡Ⓡ’‘銀河’の花色制御技術を開発する。 ■成果:‘万華鏡Ⓡ’では、pH5.5~6.0程度に矯正した区で最も根張り、生育がよく、花色・覆輪にも影響は見られなかった。紫発色の安定生産には、用土は青用土で施肥基準を赤同等もしくはそれ以上に多肥で栽培することが有効と示唆された。育苗時に青用土で栽培した区の花色は青く呈色し、赤用土の区は赤く呈色した。鉢上げ後にアルミニウムを施用した場合、育苗用土が青の場合はより青く発色したが、赤用土の場合はやや紫がかる程度であった。 ‘銀河’については、長期肥効型肥料を倍量施肥した区で、赤色発色の維持期間が若干延長した。紫発色の安定生産には、‘万華鏡Ⓡ’同様に用土は青用土で施肥基準を赤同等もしくはそれ以上に多肥で栽培することが有効と示唆された。育苗時に青用土で栽培した区の花色は青く呈色し、赤用土の区は赤く呈色した。鉢上げ後にアルミニウムを施用した場合、育苗用土が青の場合はアルミニウム施用にかかわらず青く発色し、赤用土の場合は紫がかったピンク色に発色した。 |
カテゴリ | 肥料 あじさい 育苗 施肥 |