課題名 | 農業における花粉媒介昆虫等の積極的利活用技術の開発 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
資源環境研究部・病虫科 |
研究期間 | 継H29~R3 |
年度 | 2020 |
摘要 | ■目的:IPBS(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)において、食料生産で重要な役割を花粉媒介生物に関する報告書が平成28年2月に公表され、生物多様性・生態系の保全における重要な課題として、花粉媒介昆虫への関心が高まっている。国内では、花粉媒介昆虫が農業にもたらす利益は4,700億円にのぼりそのうち約7割が野生の花粉媒介昆虫によるものであると試算されている。しかし、生態系の劣化や気候変動等により国内外で花粉媒介昆虫の減少が指摘されており、農業生産の持続化・安定化を図るためにはその実態の把握が急務となっており、島根県ではカキの媒介昆虫について調査を行う。 ■成果:カキの花粉媒介に有用な昆虫種はミツバチ、コマルハナバチなど大型のハナバチ類であることが確認された。 |
カテゴリ | かき マルハナバチ ミツバチ |