課題名 | カキ新品種の育成とわい性台木の安定増殖技術確立 |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
資源環境研究部・特産開発科 |
研究期間 | 止R1~2 |
年度 | 2020 |
摘要 | ■目的:発芽不良や樹上軟化などの生理障害が発生せず、豊産性かつ貯蔵性に優れ、加工適性の高い渋柿及び、大玉で‘西条’の特徴を備えた完全甘柿の育成する。また、発根促進剤利用と光合成促進によるカキ台木‘豊楽台’の挿し木繫殖方法及び、順化方法を改良した組織培養による増殖方法を確立する。 ■成果:甘柿10品種、渋柿4品種・系統(‘西条’7系統)、選抜系統と各品種及び系統の67組み合わせで交配を行い、422果を収穫した。交雑によって得られた25系統の果実を調査した結果、7系統が不完全渋ガキ、17系統が完全渋柿であった。また、5系統の果実品質が優れた。‘豊楽台’の緑枝挿しに適したポットは直径7.5cmのポリポット、培土はメトロミックス又は鹿沼土とピートモスの混合培土であった。 |
カテゴリ | かき 加工適性 挿し木 新品種 生理障害 台木 発芽不良 品種 |