課題名 | 県産プレミアム地鶏の美味しさに関する研究 |
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研究機関名 |
山口県農林総合技術センター |
研究分担 |
経営高度化研究室 畜産技術部家畜改良研究室 |
研究期間 | 完H29~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:「長州黒かしわ」の美味しさに関与する成分を明らかにし、美味しさを具体的に評価できる指標を作成する。「長州黒かしわ」の新系統について、現系統と同等以上の肉質であることを確認する。副産物(肝臓等)の品質特性を明らかにし、ブロイラーとの違いや優位性を明らかにする。 成果等:①「長州黒かしわ」の肉(胸、モモ)を味覚センサーと化学分析で調査し、得られたデータの関係等を検討した。また、官能検査では酸味に有意差が認められ、有機酸含量が味の違いに関係すると考えられた。②新系統と現系統の品質を比較調査を行い、両者に差がないことを確認した。③と殺前日に5%ショ糖を給与することで、肝臓中のグリコーゲン含量が優位に増加した。グリコーゲン含量が多い肝臓ではメイラード反応が速く進行する可能性が示唆された。しかしグリコーゲン含有量の違い及び肝臓より抽出精製したグリコーゲンを用いた官能検査では、味覚特性の違いが認められなかった。 |
カテゴリ | 鶏 もも |