課題名 | カンキツ「あすみ」の裂果軽減技術の確立 1)「あすみ」の裂果を助長する要因の解明 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
府中果樹研究所 |
研究期間 | 継R1-3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:カンキツ新品種「あすみ」の栽培で問題となる裂果を軽減する水管理技術を確立する。 成果:裂果多発期において、少量多頻度かん水区と土壌の乾燥と湿潤を繰り返す乾湿かん水区を設けて、葉の水ポテンシャルと裂果の発生との関係を調査した。その結果、少量多頻度かん水は、乾湿かん水に比べ、収穫時の裂果率が低い傾向になった。裂果の発生と葉の水ポテンシャルの関係では、9月以降で、-0.70MPa程度を上回る状態に遭遇すると、裂果が助長されると考えられた。また、裂果多発期前までにおいて、多かん水区と少かん水区を設けて、裂果率を調査した。その結果、多かん水によって、裂果の発生が抑制される可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 乾燥 新品種 水管理 その他のかんきつ |